海外へ行く際、必ず行うのが両替です。レートの良い両替店を見つけて、お得に両替したいですよね!
この記事では、少しでもお得に両替ができるように、数字の見方をお伝えします。
「we buy」と「we sell」
まず、両替店へ行くと必ず目にするのが、様々な国旗と「we buy/we sell」の英語と数字です。
◯海外で「現地通貨→日本円」の両替時は、「we sell」の数字(旅行の帰国時)
「we buy」とは、
「私たち(両替店)が、海外の通貨(その国の現地のお金以外)を買うよ」という意味で、海外で「日本円から現地通貨」の両替の際に見ます。
「we sell」とは、
「私たち(両替店)が、海外の通貨(その国の現地のお金以外)を売るよ」という意味で、海外で「現地通貨から日本円」の両替の際に見ます。
毎回「このweは、店?自分?」「buyって日本円を買うの?それとも現地通貨を買うの?」と混乱していましたが、、、
単純に「we buy/we sell」は、主語は店側!両替店なので、旅行先の現地のお金を売ったり買ったりではなく、海外の通貨を売ったり買ったりすることを示しています。
お得な両替店の見分け方
海外で「日本円→現地通貨」両替
どこを見るかが分かりましたが、この数字は一体何を表しているのでしょうか?
とても簡単で・・・
「we buy/we sell」の数字、は1円の現地通貨の金額を表しています。その為、
→「we buy」の数字が大きい店
を選ぶとお得です。
★自分が両替したい日本円が、
現地通貨でいくらなのか知りたい時
→“両替したい日本円×we buyの数字“
変えたい場合
(we buy→(A店)0.2342/(B店)0.2413)
(A)10000 × 0.2342 = 2342B
(B)10000 × 0.2413 = 2413B
このように、“we buy”の数字が大きい(B店)の方が、もらえるバーツの数も大きいですよね。
★1現地通貨の日本円を知りたい時
→“1÷we buyの数字”
(A) 1 ÷ 0.2342 = 4.3円
(B) 1 ÷ 0.2413 = 4.1円
上の例では、1バーツが(A店)4.3円、(B店)4.1円ということを示しています。
1バーツの日本円が小さければ、より少額な日本円で1バーツをもらえるので、(B店)のレートがお得とわかります。
と言ったように、簡単に計算をしてレートを知ることができます。
海外で「現地通貨→円」両替
旅行が終わり日本へ帰る際、現地のお金が余っていればもう使わないので、日本円に両替しますよね。
まず「we sell」の数字を見ます。上記で述べたように、この数字は「1円の現地通貨」を示しているので・・・
→「we sell」の数字が小さい店
を選ぶとお得です。
例えば…$5持っていたとして、we sellの数字が0.02のA店と0.01のB店があったとします。$0.02=1円より$0.01=1円の方がお得です。
分かりやすく100倍にすると…$2払って100円もらえるA店は$5で250円、$1払って100円をもらえるB店は$5で500円もらえる事になります。
★自分が両替したい現地通貨が、
日本円でいくらなのか知りたい時
→“両替したい現地通貨÷we sellの数字”
日本円に変えたい場合
(we sell→(A店)0.2842/(B店)0.2913)
(A)100 ÷ 0.2842 = 351円
(B)100 ÷ 0.2913 = 342円
このように、“we buy”の数字が小さい(B店)の方が、もらえる日本円が大きいですよね。
★1現地通貨が日本円でいくらなのかを知りたい時
→“1÷we sellの数字”
(A)1 ÷ 0.2842 = 3.5円
(B)1 ÷ 0.2913 = 3.4円
上の例では、1バーツが(A店)3.5円、(B店)3.4円となります。ここではバーツから円に両替をするので、少しでも1バーツの日本円が大きければ、よりたくさんの日本円をもらえるので、(A店)のレートがお得とわかります。
まとめ
◯海外で、日本円を現地通貨に両替
→“we buy”の数字が大きいお店
◯海外で、現地通貨を日本円に両替
→“we sell”の数字が小さいお店
とにかくこの2つを覚えておきましょう!
そして両替をしたら、もらった金額が合っているか、自分でも計算をしてしっかりと確認できたら安心ですね。
もっと簡単にレートの良い両替店を見つける方法として、直接聞いてみるのも確実です。
【両替】英語が話せなくても、現地でお得に両替をする方法こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
少しでもお得に両替をし、その後の旅行がスムージにスタートできますように!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。