始めて訪れる空港はどこに何があるのか分からない為、戸惑うことも多々あるかと思います。長時間フライトで疲れているので、できるだけノンストレスでホテルまで行きたい…。そこで今回は、ハノイにあるノイバイ空港について、主に「入国・乗り継ぎ・トイレ・レストラン」を中心にご紹介します。
良いポイント
とても清潔感があり、きれい
ノイバイ空港は、国際線専用第２ターミナルが2014年に完成したこともあり、とてもきれいです。特にトイレは、日本の空港と同じくらいきれいで驚きました。手洗い石鹸も落ち着く香りだったので見てみると、日本の国旗が！！どうやらこの空港の建設にあたって、日本が開発援助をしていたようで、落ち着く空間なのも納得です。
窓は大きくて開放感があり、床はピカピカ、椅子もきれいだったので、安心して使えました。
深夜便も安心
ハノイから日本へ帰る際、深夜便が多い為、負担と感じる方もいるかと思います。しかし空港内には、寝そべることのできるスペースが多いです。空港によっては、椅子にアームレストがついていたり、椅子が金属製で硬かったり、空調がすごく寒かったり…全然休まらない空港もあります。ノイバイ空港はクッション性の椅子が3つずつ配置されたいるので、一人がゆっくり寝そべることができます。自分の搭乗ゲートが混んでいる場合は、空港が広いので少し移動するとゆっくり休める場所が見つかるはずです。
小さいお子さんも横になって出発までゆっくりと休んでいる姿を多く目にしました。
レストランが充実している
ノイバイ空港内には、たくさんの飲食店があります。ゆっくりくつろげるような大きめのレストランは、出国前のエリア、出国後のエリアは、小さな商店が多いです。
そのためベトナムに到着しご飯を食べたいときは、入国をしてから！ベトナムから出国する際は、出国前に寄るとよいでしょう。出国ロビーにも多くの商業施設やファストフード店があるので、軽食で済ませたい方はそちらでも良いかと思います。
入国後のエリアの飲食店
先ほどご紹介したのんびりくつろげるレストランは、入国後にあります。入国時のフロアには、両替所やSIMカードの販売、ATMなどがあります。そのフロアを1階上がると各航空会社のチェックインカウンターがあり、その1階上がレストランになっています。
ベトナム料理はもちろん、ハンバーガーなどの洋食も食べることができます。値段も空港内ですがそこまで高くなく、とてもおいしいのでいつも立ち寄っています。
↑こちらがよく立ち寄るベトナム料理がおいしいお店です。ベトナムドンの計算ですが、ざっくり「下二桁の0を消した数÷２＝大まかな円」なので、どのメニューも400円～800円くらいとリーズナブルです。
↑注文した海鮮チャーハンは800円くらいでした。かなりのボリューム感で大満足です。
出国後のエリアの飲食店
出国ロビーは、片面がガラス張りで滑走路を眺めることができます。その対面に飲食店やコンビニのような商業施設、お土産店がずらっと一列に並んでいます。「飲食店エリア」などのように分かれていないので、お店を比較しやすいと、どのゲートからも近いため便利です。ご飯の種類は、フォーとバインミーがほとんどで、さっと食事を済ませるスタイルのお店が多いです。スタバやパン屋も数件ありました。商業施設には飲み物やお菓子などが売っています。お店によって少しずつ値段が異なるので、比較をし購入をすると良いでしょう。ベトナムドン、クレカの他にドルでの支払いも可能でした。
苦労したポイント
とにかく入国に時間がかかる
これは、入国審査待ちの写真です。日中に到着しても深夜に到着しても、毎回一番後ろの壁まで列が伸びています。入国までに大体30～90分待ちと心づもりしておきましょう。
ちょっとした裏技ですが、真ん中辺りに「Priority」のレーンが一つあります。子ども連れ、お年寄りが利用できるレーンなのですが、列に人が居なくなると隣の一般レーンからも呼んでくれます。そのため、わずかな差ですが、「Priority」の隣のレーンに並ぶのがおススメです。
↑緑の「All passengers」の隣の赤字のレーンが「Priority」です。「ＡＰＴＣ」と書いてありますが、点滅していて「Priority」に切り替わります。とにかく赤字の隣の緑のレーンと覚えておきましょう。
日本のように検疫はないので、入国さえできたら後はスムーズに外まで出られます。
乗り継ぎもとても混む
乗り継ぎも大混雑していることが多いです。理由として、乗り継ぎの入り口がとても狭く、そこで一人ずつパスポートと航空券をチェックをするため、また手荷物検査をもう一度行うためです。
乗り継ぎ専用の入り口は、入国審査を行っている対面の壁にあります。よって、入国審査待ちの列とぐちゃぐちゃになり、小さな入り口を見つけにくいです。また、ベトナムを出国する方と同じ場所で、再び手荷物検査をします。タイミングが悪いと（特に深夜）混んでいますし、機内に持ち込んでいた飲み物なども捨てる必要がありました。
まとめ
〇とてもきれいで清潔感のある空港
〇小さいお子さん連れも快適に過ごせる
〇食事には困らない
〇とにかく時間には余裕を持つ
→乗り継ぎは、最低でも3時間開ける
（航空会社が変わる場合は、一度入国し再度チェックインが必要なので最低でも４時間は開けることをお勧めします）
みなさんの空港での時間が、スムーズで快適なものになりますように。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
空港から市内までは、ハノイ・ノイバイ空港から市内への行き方をご参考にしてください。
